TOEIC

国際コミュニケーション英語能力テスト(こくさいコミュニケーションえいごのうりょくテスト、英語: Test of English for International Communication)、通称TOEIC(トーイック)とは、英語を母語としない者を対象とした、英語によるコミュニケーション能力を検定するための試験の事を言います。
試験の開発、運営、試験結果の評価は、アメリカ合衆国の非営利団体である教育試験サービス(ETS)が行っています。また、ETSはTOEFL(Test of English as a Foreign Language = 「外国語としての英語のテスト」、トーフル)も主催しています。

 

【テストについて】

リスニングセクション[100問・約45分]と、リーディングセクション[100問・75分]で構成され、合計200問を2時間で解答。集中力を2時間維持できるかも結果を大きく左右すると言えます。

 

テスト結果はスコア(得点)で表します。よくある合格・不合格はありません。英検とは異なり、初級者も上級者も全員が同じテストを受けます。各セクション495点で、合計990点満点。最近の公開テストの平均スコアは、560~580前後。TOEICスコアを管理職への昇進や海外赴任の条件とする企業が増えている様です(管理職昇進にはスコア600以上が条件、などなど)。

 

テストの英語はビジネスシーンや日常生活を題材にしたものが多く、ビジネスで使う語彙・表現が数多く登場する場合が殆どです。英文の難易度は英検1級よりは易しめ。主に日本と韓国のビジネスパーソン向けに作られたテストなので、日本人と韓国人の苦手な発音の聞き取りなど、弱点を突く問題がよく出題されるのが厄介な所です。

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