競艇

競艇は水上の格闘技と呼ばれるモータースポーツ。
6艇のモーターボートが水面に作られた1周600mのコースを左回りに3周して順位を競います。水面にはターンマークと呼ばれるものが浮かんでいて、ここをボートで折り返して(これをターンといいます)、周回を重ねます。

ピットの位置は競艇場によって異なり、第1ターンマーク、第2ターンマークのことを略して、1マーク、2マークと呼んでいます。

 

スタート
競艇ではボートが水面に静止できないので、フライングスタートと呼ばれる独自のスタート方法でスタートします。その後、ボートは1マークに向かい、そこをターンし、コースを3周してゴールに向かうのが基本です。

ターン
競艇の醍醐味はターンするときのボートのコントロールにあり!なんと時速80kmのボートを操り、他のボートの進路を読み、外に行くならその内側を差し、スピードを落として内側を通るならその外を全速でマクる、その一瞬の判断とスピード感! これこそ競艇の面白さとファンの方々は語ります。

モーター・ボート
レースで使用するボートは全長約2.8m、全幅約1.3mで重さが約80kgもあります。モーターは重さが約40kgで2枚羽根の「プロペラ」が取り付けられています。モーターは開催に出場した時に抽選され開催期間中は同じ物を使用。性能が低いものを引いても、モーターを整備して、性能を高めることが可能です。一流選手はボートの操縦だけでなく、この整備の腕前もずば抜けた能力を発揮します。

プロペラ
モーターは競艇場所有のものを使用しますが、プロペラは選手個人が所有して、定められたルールの範囲で加工することが許可されています。選手は自分の戦法、レースの行われる競艇場や天候に合った何種類ものプロペラを所有しているそうな。

グレード・級別
一般戦、G?、G?、G?、SGとレースには様々なグレードがあり、予選を勝ち上がったメンバーで優勝戦を行う。一般戦の優勝賞金は100万円程度ですが、最高レベルのSGですと4000万円、年末に行われる大一番の賞金王決定戦はなんと1億円という高額賞金を得ることが可能!
選手はその成績によって、上からA1級、A2級、B1級、B2級と級別にクラス分に分類されます。一年間を前期、後期の2期に分け、前の期の成績によって次の期の級が決まります。昇級すると今まで出場できなかったグレードのレースにも出場出来るようになり、選手のそういったストーリーも楽しみ方のひとつとして人気です。

 

 

※個人の調査による結果を元に記事にしています。該当団体及び、それに関連する企業及び事業所ほかとは一切関係ありません。
なお、この記事の内容は予告なく変更する可能性があります。

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