時刻表

 

 

時刻表には公共交通機関の運行系統上のある一地点(駅、バス停、港、空港)における発着便(列車、バス便、船便、航空便)の出発時刻を時系列的にまとめたものと、運行系統全体における各運行便の出発地・中継地・到着地となる各地点(各駅、各バス停、各港、各空港)の発着・通過時刻を図表に網羅的にまとめたものの二種類が存在する。今回は、前者の例を説明する。

 

前者はある地点を基準とし、運行便の発着時刻を示すものであり、主に各駅、各バス停、各フェリー乗り場などで掲示されている。
通常、に上から下に向けて一時間ごとに区切られおり、各時間帯の発着便が記載されている。発着の早い順に左から時分を表す数字が配列される。
行先については、行先ごとに欄を分けるか、まとめて区別している。
平日と土日祝日とでは運行形態が異なる場合には別枠、または別紙に区別されていることもある。

列車時刻表の場合、列車種別(特急・快速・急行・準急・各停等)は色文字や背景色あるいは記号で区別される。また、発車番線、車両数、列車扉数(ドア数)、終電が付記されていることもある。

バス時刻表では便数が多いため、一定の時間帯につき「〇分間隔で運行」とまとめて記載されている場合が多い。また、一部の終着駅や拠点駅では、列車の到着時刻を明記した時刻表を掲示しているだけのところもある。

 

現在、スマートフォンなどで時刻表や乗換案内が簡単に検索できる他、鉄道・航空・船舶・バス会社は自社のホームページや携帯サイトで時刻表や運賃表を公開しており、冊子タイプの時刻表は減少しつつあります。

 

 

 

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