家を買う

家を買うなら、そのタイミングの見極めやプラン設計も重要です。

最近では独身のうちに家を買い、結婚した際の「不労所得」として利用しようと考える人も多いようです。一方で、「自分の城」手にしてしまった人はその生活の心地よさから中々結婚に踏み切れない…というケースもちらほら耳にします。そして、代表的なのは「結婚したから」「子供が生まれたから」の二つのタイミングです。結婚すれば二人の所得を合わせて住宅ローンが組めますし、お子様が生まれた時であれば、どの様な家に住みたいか、というプランも立てやすくなりますね。

他には、増税のタイミングで買おうと考える人も少なくありません。消費税が5%から8%に増税されたのは2014年の4月でした。そのころに駆け込み需要があったのはまだ記憶に新しいと思います。次は2年後の10月に消費税が10%になる予定です。
そして、住宅ローン金利の動向を見て家を買う、という事も大切です。金利変動型の住宅ローンを利用するなら、実は2017年の今が買い時と言えます。なぜなら現在は「ゼロ金利」の状態だからです。例えば3,500万円の住宅ローンを35年1.5%で借りた場合、総支払額は4,501万円です。1%なら4,150万円。1.8%であれば4,014万円です。この事から、金利1.5%と0.8%では、約490万円もの差額が生じる事が分かります。

 

逆に、マイホームは買わないという意見も。ここではその失敗例を敢えてお知らせする事で、良い家の購入へとつなげて頂ければと思います。
まず最初に、返済がキツい。という意見が大多数でした。子供が増えた事で家計を圧迫する。会社の業績が悪化して、ボーナスがカットされた。最悪の場合だと、ローンが払えなくなり、滞納。やむなくマイホームを手放す結果になってしまった人も。

次に多かったのが「間取り」の失敗。思ったより子供が増えてしまった、収納スペースが少ない、リビングや廊下などを区切り過ぎて家族の一体感が持てない、などが上げられるようです。

そして極めつけは「立地・環境」に対する失敗。
商業地域だとどうしても騒音が気になります。新築一戸建てなどですと、中々防音性まで気にする人は少ないようで、結果後悔してしまう結果に。また、日当たりと土地の場所を検討すべきだったという意見も。

 

また、ハウスメーカー選びも慎重に行わなければなりません。
一番見積もりの安いところへ頼んだは良いけど、イメージとかけ離れたものが完成した。欠陥住宅だった。など、安いからと言って安易に決めてしまっては後々後悔してしまうかもしれません。

 

この様に、家を買うという事は住宅ローンやハウスメーカー、そして住環境や近隣の情報など、様々な事自力で調査しなければならない部分が大きいです。

「よし、子供が生まれたから家を買おう!」と安易に決めずに、こうした情報を事前にチェックしてみましょう。

 

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