洗濯は繊維製品の性質に合わせた方法をとる必要があるため、一般に衣料品などの繊維製品には絵表示(ピクトグラム)などで取扱方法が表示されている事が多いです。日本では2017年春夏向け商品からISO(国際標準化機構)に対応した絵表示(JIS L 0001:2014)に変更され表示記号は22種類から41種類とほぼ2倍になります。
注水
一般には水道に給水ホースを直結させて水道水を利用するが、井戸水や風呂の残り湯などを利用し、節約する方法もあります。
水道水を利用する場合には水栓が開いている必要があります。電気洗濯機では自動で注水し洗濯物の分量に合わせて水量も自動制御されるものが多いのが特徴です。
風呂の残り湯を利用する場合には一般には注水ポンプが用いられます。注水ポンプは、主に節水を目的として風呂の残り湯などを洗濯(すすぎには水道水を使う)に使うためのポンプで、風呂水ホース付属機種は、ホースの先端にポンプがある機種と、洗濯機本体にポンプを内蔵している機種に分かれます。
海外ではヒーターを内蔵し、好みに応じて熱湯まで水温を調節可能な機種が多い(とっても便利ですね!)。お湯用の給水栓を別に設けた機種もあります。
洗い
色移り等を防ぐために洗濯前に衣類の分類が必要な場合があります。それぞれの表示をしっかり確認しましょう。また、しみ抜きなど前処理が必要な場合があります。
洗濯機に定められた適量の洗剤を投入します。
予洗いの機能を有するものもあります。
すすぎ
この過程で洗剤を落とします。
この過程で汚れが洗濯槽に汚れが蓄積しないよう毎回自動で槽洗浄を行う機能を有するものもあります。
脱水
二槽式の場合には脱水槽へ衣類を移す必要があります。
かつては外付けのローラー絞り機が用いられていたこともあるが、電気洗濯機の多くは遠心脱水が主流となっています。
ローラー絞り機
2本のゴムローラーの間に洗濯物をはさんでハンドルを回して洗濯物を絞るものです。厚さが均一でない場合は完全に脱水ができず、なおかつ衣服のボタンが割れることもありました。手回し式洗濯機・初期の電気洗濯機で使われました。
遠心脱水機
槽を回転させて、遠心力により洗濯物の水分を振り切って脱水するものです。1874年にRobert Pilkingtonが手動回転式を、1903年にW.L. Dolierが電気駆動式を発明。二槽式洗濯機で洗濯機本体に組み込まれました。これが現在の主流。
乾燥
乾燥機能を有するものもあり、遠心脱水では飛ばしきれなかった水分を乾燥させます。乾燥装置の汚れを少量の水を使いながら自動で取り除く機能を持つものもあるが、これらの機種では乾燥過程でも水栓が開いている必要があります。
注意点
・書籍を洗ってしまった場合
・感電の防止
(洗濯機を設置する際には、確実にアース(接地)をしておく必要があります。)
・幼児の落下
洗濯槽に水がたまっている場合には、幼児の落下に注意が必要です。幼児の落下に備えて、運転中に蓋を開けるとブザーが鳴り続け、蓋が開いた状態が一定時間継続すると洗濯槽内の水を強制的に排水する機能をもつもの、または運転中は蓋がロックされ開けることができないものもあります。
・洗濯槽の定期的な洗浄
洗濯槽は定期的に専用クリーナーなどの洗浄剤を用いて洗浄することが望ましいとされています。
・放り込む前にポケットなどを確認
ティッシュや携帯電話・スマホ、紙幣などを気づかずに洗ってしまう恐れもあるので、常に確認することが好ましいですね。