生理のしくみや原理を解説しています。
経血は子宮内膜が剥がれたものです。通常の出血と違い、どろっとした様なものが出てくるのはその為です。
子宮の内側は「子宮内膜」で覆われています。生理周期に応じて、子宮内膜は徐々に厚みを増し、個人差はありますが、生理前になるとだいたい1cm程になります。
内膜は細胞や毛細血管、分泌液を出す分泌腺などが含まれた組織です。その為、一枚の壁の様なイメージがありますが、実はそうでは無いのです。
生理はだいたい一か月に一度起こります。生理がはじまると、内膜の表面部分にある、機能層という組織が溶けてはがれ落ちます。その際に出血が起こります。
子宮内膜が壊される時に出る酵素の働きによって、血液を固まらせる「凝固因子」が破壊される事により、経血がカラダの外に出てきます。その過程で
、酵素の働きが不十分な場合、通常より出血量が多くなります。一部が凝固してしまい、月経困難症の原因のひとつとなります。
要するに、生理のときの出血は、子宮内膜が剥がれて出てきたものです。
剥がれた機能層の下にある基底層が、また次の月になると新たに組織を作り出し、内膜を厚くしていきます。
このように子宮内膜が外に出て、また新たな内膜を作り出すサイクルは、女性ホルモンによって起こります。これが子宮のなかで毎月繰り返されています。
そして、生理の際に起こる生理痛は女性を悩ませる要因の一つとなります。
この生理痛には個人差があり、寝込んでしまう程のものは月経困難症や、その他の病気の疑いがある為、ただちに産婦人科を受診しましょう。
生理痛を和らげるには、入浴が良いと言われています。血行をよくする事が大切です。また、リラックス出来るアロマやヨガも最適です。下半身を温め、適度にマッサージや運動を行いつつ、血行促進を促しましょう。