命名の意味とは、まだ無名のものに名前を付ける行為を指します。
赤ちゃんの場合、生まれてから14日以内に出生届を提出しなければならないので、その日までに命名する必要があります。
昔は、赤ちゃんの名前は「お七夜」までに――つまり生まれた日から七日目までに名づけをするのが通例でした。名びろめ(名前を披露する事)の宴会や、産後の床上げの日とするなどして、お七夜を大切にしていました。
しかし近頃は、核家族の影響などからそういった風習も無くなってきている様です。
最近では、赤ちゃん命名ガイドや命名辞典などが出版されており、書籍やネットの情報を参考にして名づけをするのが主流の様です。
また、命名書も様々なデザインのものが配布・または販売されているので、出産前から準備しているご家族も多い事でしょう。
赤ちゃんの名前は毎年ランキング形式で発表される事が多いですね。
ちなみに、2017年上半期のランキングも既に掲載されています。
最も人気の名前として、男の子は悠真(ゆうま)君で、女の子では咲良(さくら)ちゃんでした。下半期の動向が気になりますね。
赤ちゃんの名前には、当然使わない方が良い漢字が存在しますが、実際はあまり知られていない事も多い様です。
「亜」「了」「眞」などは結構有名ですが、意味を調べてみると由来が物凄く恐ろしい事が分かります。名づけの際には、こういった「漢字の意味」にも注意しなければなりませんね。