パズル（英語：puzzle）はあらかじめ出された問題を、論理的な考察と試行錯誤によって解くことを目的とした、ゲームやクイズに似た娯楽の一種である。
論理学的には、複数解が矛盾してしまう「ジレンマ」、論理的に解けそうでいて不思議と解答が見つからない「パラドックス」に対して、唯一解が出せるものを「パズル」と定義することができます。しかし一般的にパズルといえば、娯楽として提供される問題や謎全般を指すことが多い様ですね。学問的な命題に対して娯楽の要素が強いものがパズル、または知識に頼るものがクイズで思考で解くものがパズル、など多くの意見が存在します（因みに20世紀前半には、クロスワードパズルの様にクイズとパズルの中間と思われる問題を「クイズル（Quizzle）」という造語で呼んだこともある。なんだか可愛いね）。パズルといった場合、問題は幾何的であり、図を用いて、もしくは実際にその状況を作り出して出題されることが多いとも考えられるます。パズル性の強いコンピューターゲームの登場などもあり、娯楽としてのパズルの範囲を厳密に定義するのは困難と言えましょう。
他に特徴として、ほとんどの場合1人で試行錯誤から正解判定までが可能であることなどが挙げられます。奥深い事です。